引っ越し前にもう一カ所行っておかなければという場所がありました。
それは、ロンドンの魚市場「ビリングスゲート・マーケット」。
火曜日から土曜日まで、朝の3時から8時半までやっています。
キャナリーオーフのすぐ近く、なので、フラットからなら歩いて20分程。
そして本日、早起きして行って参りました。
東京でいえば「築地」。
とはいえ、築地に比べたら本当に小さいマーケット。
でも魚の種類は豊富だし、ちゃんと選べばかなり新鮮なものが手に入ります。
ここからロンドン市内に魚が出荷されていくのです。
やはり、鮭、鯖、あとカレイ(巨大!!!)とかが多いかな。
この手長海老、買いたかったけれど、
市場値段にしても高くて、断念しました。
代わりに、ブラックタイガーを1キロとホタテを12個買いました。
そう、大量に購入しなければならないのが玉に瑕。
まあ、シーフード好きの私達にかかれば消費はあっという間、えへん。
って、自慢にならないのですが。
ロンドンで普通に魚介類を買うと、高価だし鮮度も期待出来ません。
だからってレストランなどへ行こうものなら、ホタテ一個7ポンドもするそうです(知り合い談)。
7ポンドって約1400円ですよ。
それが、この市場ならホタテ1ダースで6ポンド。
これ、早起きは何ポンドの得?
朝ご飯は、市場のカフェで。
でも、築地みたいにお刺身定食とかは…、勿論無い。
あるのは残念ながら、街中と同じようなカフェメニュー、
サンドイッチとかイングリッシュ・ブレックファストとか。
せめて、サーモンサンドなんかが有ったらいいのに。
かろうじてシーフードな気分のスカンピ・ブレックファストを注文しました。
きっと冷凍フライなんだけど。
そして出たー、朝からチップス大盛り。
見た目で既にやられました。
カフェ自体はとても良い感じ。
壁に飾られた沢山の写真には、
がたいの良い魚市場のおじさんが魚を掲げて嬉しそうにしている姿などが写っています。
帰りはラッシュアワーの人々に逆行。
近くに見えた、こちらの棘が刺さったみたいな体育館は、
2012年のロンドン・オリンピックの新体操の会場です。
帰ってすぐ、ホタテをバター焼きに。
お味は勿論!!!